昔、ペルシャの詩人が、「ああ、自分は鳥かごから出られて自由になった」と喜びの詩を歌ったそうだ。誰も自分の心に、無意識に評価の基準を作り、鳥かごを築いて、その中に自分を閉じ込めて生きて居る。鳥かごと気付いたら、破り捨てれば良いのだけれど、それが、そう単純には行かない。ヒトは群れる動物種だから。
続きを読む 鳥かごから出て自由に・・空を飛べるか!アジラック木版更紗布 入荷しました。
今年2月のインド旅行の前に、次の旅行の下見に行き、
待望のアジラック木版更紗布を仕入れました。
(「アジラック」とは、インド西部のグジャラート州カッチ地方の伝統柄です)
陶器のノブと刺し子のショール
こんにちは!かわいらしい陶器のノブが入荷しました。
直径4~5cmほどで、ドアノブには少し小さいかもしれませんが、戸棚の取っ手などによさそうです。ひとつひとつ柄も形もちがっています。1コ300円とお手頃価格。
手作りが基本の国インドに憧れるのは?その根は?
手作りの文化は量産には向かない。量が増すほど精度が下がり、リスクが増していく。以前、綿の種取り機を100台、インドの村の職人に注文したら、喜んで受けてくれた。が、その職人から、しばらくして、60台で勘弁してくれと頼まれた。そして、受け取った60台の内、20台のみ、綿の種がつぶれない、そのテストも大変。売る時にも調節が自分でできなければ、アナンダに電話して、相談して下さい。と心配付きで売った。残りは調整に大変手間取るので、今も納屋に転がっている。
続きを読む 手作りが基本の国インドに憧れるのは?その根は?原始仏典、中村元、中阿含経第五十六巻。「この法は知に赴かず」
教えを求めて尊者アーラーラ・カーラーマを訪ね、学んでいた釈迦族の王子シッダールタは言った。わたくしは尊者の説く法に達するのに、そう長い時間はかからずに済んだ。わたくしは、ただ唇を動かし、言葉をかたり、長老の知識をひとに解説する程度には、われは見知り、われは理解する。と、自他ともに認め、先生と呼ばれるほどになった。そこで王子シッダールタは問うた。「尊者アーラーラ・カーラーマよ、あなたはこの法を、みずから感じ実証し、どの程度にまで体現して、われらに告げて居られるのですか?」と。しかし、実にアーラーラ・カーラーマはこの法をただ信ずるだけで、われみずから知り、証し、体現している。とは告げてはいない。そのとき王子シッダールタは気付いた。この法は知に赴かず、正覚に赴かず、平安に赴かない。ただ知識を獲得し師弟を演じる具とするのみ。と。そこで彼はそれを尊重せず、そこを出で立ち去った。
続きを読む 原始仏典、中村元、中阿含経第五十六巻。「この法は知に赴かず」